広がる排熱利用への取り組み

世界でも日本でも省エネ技術レベルが進歩している現代でも、それを数値で見ますとびっくりするような数字が分かります。身近な車で考えますとガソリンを燃料としてエンジンが出力するエネルギーを100%としますと、得られるエネルギーは30%です。
信じられないほど効率が悪く見えます。


内訳ですが機会損失は機械的な摩擦などで失われるエネルギーこれが10%、排気損失30%そして、熱損失30%です私達は残りの30%を使って車を走らせている事になります。


車に限らずこのような事が改善されれば世界のエネルギー事情は大きく変わってきます。



熱として出て行ってしまうエネルギーの排熱利用は出来ないのか、大きな設備を持つ企業はそういった問題に早くから取り組んでいます。



あの東日本大震災から以後、設備の突然の電源喪失に備えて補助電源として発電機を設置するケースが多くなっています。

発電機は燃料を消費してエンジンを動かします、ある企業では排熱利用としてボイラーを使っています。

燃料の持つエネルギーを100%とすると電気として取り出せるのが40%、これとは別のラインで暖房用に設備が有ります。


これらを一つにまとめてボイラーで発電機の排熱利用すると、季節にもよりますが暖房専用設備がほとんどいらなくなります。



このような動きはもっと身近な自動販売機などでも採用されていて、ヒートポンプ方式や販売傾向を学習して、必要な時に必要なポジションを冷やしたり温めたりなど日本の開発、探求は留まるところを知りません。